カム・セイル・アウェイ!
『カム・セイル・アウェイ!』は豪華客船に乗り込む船客たちをうまく船室に運ぶことを競う1人~4人用のボードゲームです。木製の船客駒をどの順番で船室タイルへ置いていくか、シンプルなルールでありながら思考的なゲームを短時間で楽しむことができます。鮮やかなボードやタイルなど豪華な内容物で遊ぶ楽しいひと時をお過ごしください。
プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 | 言語 |
1-4人 | 25分 | 10歳以上 |
- 個数
- 配送地域
- サイズ
- H31.5×W22.5×D7.2cm
- 内容物
- 木製ミープル 125個、木製トークン 4個、厚紙ボード 13枚、厚紙タイル 88枚、厚紙トークン 22枚、カード 60枚、プラ製容器 1個、スコアパッド 1冊、ルールブック 2冊(日本語 / 英語)×
- ¥6,600
各国言語版に関して:
『カム・セイル・アウェイ!』はSaashi & Saashi版の他、同じアートグラフィックの各国言語版も生産が完了しており、2025年前半には英語版・フランス語版・スペイン語版・ポルトガル語版(ブラジル)・ウクライナ語版が各国にて販売予定です。詳細については続報があり次第後日お知らせします。
豪華客船のキャビン・クルーは大忙し。
20世紀初頭、大洋を渡る長距離航路は次々と開かれていき、きらびやかな船内設備を備えた豪華客船の時代を迎えていました。出航日の埠頭にはたくさんの乗客が集まってきます。プレイヤーは客船会社の案内役となって、お客のニーズに合わせて船室に案内しなければなりません。差し迫る出航の時間までにすべてのお客の乗船を終えて、無事に出航の時を迎えることができるでしょうか。
ゲームの概要
このゲームの目的は、船客をできるだけスムーズに船内に案内して得点を得ることです。ゲーム中には、船内の各部屋を満室にすることで得点を得るほか、他のプレイヤーより早く満室にしたことで得られるボーナス得点もあります。また、トランクを持つ船客を客室に案内することによってトランクゲージが進み、追加の小客室タイルを配置できたり、追加の船客を得たり、ボーナス得点を得ることができます。ゲーム終盤になるにつれてより無駄のない経路を考え、不満な船客を出さないように配慮することも重要です。
豪華なコンポーネント
このゲームには多くの内容物が含まれます。木製のパーツは 129個、厚紙ボードが13枚、厚紙製のタイルやトークン類が110枚。カードは60枚、そして木製駒を収納するためのプラ製容器が1個、スコアパッドも付属します。総重量は1.54kgです。内容物はすべて宝井貴子による鮮やかなイラストで描かれています。
手軽でありながら、凝縮された思考的なゲーム
『カム・セイル・アウェイ!』はシンプルなルールで構成されたファミリーでも遊ぶことのできるゲームです。大きな箱のゲームでありながらプレイ時間は人数にかかわらず25分前後と、短い時間で楽しめます。プレイ中の半分は各プレイヤーが同時にプレイできる構造だからです。それでいて重要なボーナス点である「人気施設ボーナス」は各プレイヤー間での早取りの要素があり、他者の動向にも気を払わねばなりません。手軽でありながら、凝縮された思考的ゲームをお楽しみください。
プレイ手順
各プレイヤーはさまざまな種類の客室で構成される自分の豪華客船(タイルのセット)を担当しています。
プレイヤーはまず、2枚のカードから1枚を選んで、カードに描かれた船客の駒を自分の船のタイルに配置します。各タイルは船室になっていて、それぞれに配置条件があるので、条件が合うように配置しないと船客は不満客になってしまいます。
船客駒はマンカラのようにタイルごとに1個ずつ置いていきますが、スタート地点は毎回プレイヤーが決めることができます。
船室タイルが満室になるとタイルを裏返し、ゲーム終了時の得点になります。満室になったタイルには船客駒を配置できなくなるので、船内の配置箇所は徐々に少なくなります。時には大階段タイルに船客駒を置いて、一息つかねばならないかもしれません。
人気施設ボーナスはプレイヤー間の早取りで、ボーナス点を得ます。不満客によるマイナス点を差し引いて最も多くの得点を得たプレイヤーが勝者です。
拡張タイルで毎回違う展開に
船室を表すタイルは、客室タイル(5枚)と施設タイル(5枚)で構成されます。中でも施設タイルは初回プレイでは「1番~5番」のタイルを使用しますが、プレイに慣れてくると「6番~10番」のタイルと自由に差し替えて遊ぶことができます。6番以降のタイルはそれぞれ配置条件や効果などが異なっているので、毎回少しずつ違ったプレイ感をお楽しみいただけます。
ソロプレイも完備
『カム・セイル・アウェイ!』には1人用のルールがあります。2人以上のルールとほぼ同じままで遊ぶことができ、早取り要素の「人気施設ボーナス」は「5ターン目の終わりまでに」などの時間制限が課せられ、ソロプレイの中でも急がなければならない優先順などの判断が必要になります。最終得点により成績ランクを元にキャビン・クルーとしてのレベルを測ります。
日本人デザイナー「Saashi」とシンガポール人デザイナー「ダリル・チョウ」との共同デザイン第2弾
このゲームは2019年の『旅のあと』に続く、日本人デザイナー"Saashi"とシンガポール人デザイナー"ダリル・チョウ( Daryl Chow)"氏との共同デザイン第2弾となる作品です。遊びやすい思考的ゲームを目指して、2人のデザイナーが協力して仕上げました。豪華客船のキャビン・クルーを体験するゲームプレイをぜひお楽しみください。
The Game Gallery Channel【COME SAIL AWAY!】「マンカラ系ゲームに新風登場。サクサクの乗客誘導が面白い!」
Author : Saashi, Daryl Chow
Illustration : Takako Takarai
Graphic design : Saashi & Saashi
Proofreader : HAL99
Translation : Daryl Chow